今のジブンヲ創るモノ

富士山を登る。
そんなメッセージが来たのは11カ月前。
オッケーっと軽い返事をして始まった。
富士山頂計画。


山を登る2カ月前まで舐めきっていた。
とりあえず、周りに言われ道具をそろえる。
富士登山1カ月前に、初登山。
神奈川、鍋割山。
標高1500くらいなのに、バッテバテ。
何とか登りきる。

なるほど、山をなめるなと言う言葉の意味を思い知る。

それからひたすら、登る、歩く。
会社(7階)を毎日階段、登る。
土日はポケモンの力を借り、歩く。



そして迎えた富士登山
こじ、おぐ、りえ氏、オレ。

雨の中登山開始。
六合目過ぎから晴れ始める、時に小雨降るも、お盆真っ只中としてはとても涼しい。登山日和。

さらに、最も登山開始にスタンダードな6時くらいまで、大雨の天気が影響したのか、お盆にしては少ないと思われる登山者。
登山渋滞もピークなら2時間と言われるトイレ待ちもない。

あら、快適。
そんな訳で、宿泊地八合目に、計画より3時間くらい早く着く。

着いたら泊まって、ひたすら体力回復、次の日ご来光に備える予定を、変更し、山頂の天気がいい今日登りきってしまうプランに。

とはいえ、八合目から長かった。。。
先頭こじ、2-3番目をオレかりえ氏、4番目におぐ。距離感を一定に、自分のペースで登る。そして、9.5合目着。


この200メートルが、まぁキツイ。


最後は無駄に酸素吸って元気なこじが、限界直前のおぐをサポートし、無事4人登頂!

私、泣きそうなんだけど、何で3人共そんな普通なの? と、噛み締めるおぐ
そして極端な感激はなく、以外と平静だった、他3人。
ただ絶妙のチームワークが芽生えた登り山だったと言えよう。


達成感は凄くある。でもね、しんどさが達成感を上回り、もう二度と富士山登りたないわ。想像以上に過酷でした。

16時頃下山開始。山小屋チェックイン時間、ギリギリ18時前無事八合目に戻る。


そして山小屋で寝れねぇ、狭い、物音うるさい、でも星と雲海綺麗。
そんな寝たのかただ寝袋で横たわっただけなのか。よくわからない夜を過ごす。
そして5時頃山小屋からご来光。
夜登山は無理だったね、と言いながら、グダグダ準備しながら山小屋を出る。

6時過ぎ下山開始。
脚には来るけど、登山ほどしんどさはない下山。

そして予定を早回りまくって、8時過ぎ無事五合目着。


そして、登山口へ戻りここからは夏休み気分。
銭湯行ってグダグダした後、キャンプ場でコーノス家と合流。


雨の中、バーベキューと花火。
オレとって3年ぶりあいーんのバーベキュー。
ユーさんが指示して、ダンナがひたすら焼く。我々その他は手伝いほどほどに、食べる。
ああこの感じ、シンガポールであり、あいーんさ。

楽しさと同時にノスタルジーを感じつつ、夜明け前に帰路に着く。


一緒に登った仲間、そして下山後のとっておきを準備していた夫婦。
何から何まで感謝感謝!

そして、送り出してくれた妻にも感謝!



ちょうど10日前、ブラック企業時代の所長と飲みに行った。お互い会社は変わり、家族がいて、所長は子どもも生まれた。3年ぶりの再会でしたが、やっぱ話す事は当時の事笑。今ちょっとなんかあると、すぐブラックと言う言葉を使われるが、昔いた会社は筋金入りのブラック。だって、労働基準違反で書類送検がニュースなるだもの。それが、当時感じてたおかしな事が全て今、お酒のネタになる今日。



学生時代から正直自分が東京にいるイメージは湧かなかった。なんか何回行ってもしっくりこなかった。

たくさん旅行して、たくさん引っ越しして、いろんな街で国で過ごしたけど、合わない町って絶対ある。東京は自分にとってその一つ。



でもそんな東京で働き始めて、早3年目。東京駅に着くと帰ってきた感を感じる今日この頃。
あたり前の満員電車、いつものオフィス。家に帰れば笑顔で迎えてくれる妻。



昔も今もその全てが今の自分を創っている。