〜NO BEACH, NO LIFE

三週間前、本屋で世界のビーチ100選という本を購入した。
ビーチとか海をテーマにした写真集とかはいっぱいあるけど、
この本は写真、構成がツボに入って思わず買ってしまった。

それが引き金になってその日から海に行きたくて仕方ない日々が始まった。
ハワイとか西表島とか昔行った綺麗な海の回想に始まり、
ビーチとブルークラッシュ、
自分の思う二大オーシャンムービーをみて気を紛らわしたが、


やっぱ海行きてぇー、という心の叫びはどうしようもなかった。
夏休みが9月のため、今月も連休一回しかないしと思ったが、
結局我慢できなかった。


とりあえず大阪から二日で行ける海が綺麗そうな場所で考えると、
白浜になる。でもなんかもっと島って感じがよかった。
そして決まった行き先は......舳倉島!


本屋で見つけた日本の離島だけを集めたマニアックな本。
その本に記載のあった、石川県 舳倉島(へぐらしま)
この島を選んだ決め手になった一文、


現在でも大雑把な地図には記載されていない絶海の孤島


実に素敵な響きである。
そんなわけで、夜中に大阪を出て車で片道6時間、
能登半島北部、石川県輪島市
そこからフェリーで一時間半、行ってきました舳倉島

実際に行ってみて、
この島、野鳥観察と釣り好きには知る人ぞ知る島であり
そして海女さんが今でも伝統的に漁を行っている島。

まさにこれがこの島のすべて。
島は徒歩で二時間あればを一周できる大きさである。
景色は結構南国の島に似ていると思う。


でもね、ビーチはない。
しかもあいにくの大雨で一日目はひたすらトランプをしていた。

二日目は曇り。
ビーチはなくても海は綺麗!
ちょっと肌寒いけど、飛び込んだ。
だってこのために来ましたから。
海の中は綺麗だった。
魚もいっぱい泳いでるし、ウニとかサザエとかもごろごろいる。
ビーチではないけど、綺麗な海。


綺麗な海=ビーチリゾートでなくて、
そのままを残しておく事もすごい大切な事なんだなぁと勝手ながら思う。




それにしても海の魅力ってなんだろう?