さまそに

3年ぶりにサマソニへ行ってきた。
今回は半端ない豪華なメンツがそろった。
恐らく海外フェスでもこんなラインナップはそうそうお目にかかれない。

このサマソニというフェスはすごい。
今までもスティービーワンダーや、JAY-Z、Rihanaと、
そうそうたるメンツを見ることができたが、
それにしても今年はすごかった。


普段お目にかかれない、
豪華アーティストを観ることができるのはもしろん、
サマソニのいいところは、本当に洋楽好きが集まるところ。
これは自分にとっての醍醐味の一つ。


ライトなミーハーファンがいたのも事実だと思うけど、
ライブの合間の準備時間に流れるBGMを口ずさんだり、
あーだこーだコアな洋楽トークが聞こえる景色が素晴らしい!


加えて一つ疑問ができた。
それは一般的にいわれる、日本人はノリが悪い。ということ。

シンガポールにいる時に、katyやrihana,taylorのライブを見たし、
オーストラリアへロックフェスへも行ったが、
果たして日本人はノリが悪いのか?

これはどうも違う気がする。

確かにMCを大多数が英語を理解していないため、、
アーティストが冗談を言ったり、フックを歌うように求めても、
英語がわからずうまく反応できないことは多い
求めてる意図を理解できてないのでノリが悪いととらえられるとそれはそうなのだが、
これは英語ファーストじゃないからしゃーない。
反応が悪い=ノリが悪いととらえられるなら、しょうがないと思う。


でも、それを除くとどうだろう?
ハンドクラップや、ハンドウェイブ、簡単なコールアンドレスポンス、
この言葉が理解できなくても、アーティストがジェスチャーで求めてすぐ理解できる反応、
これに関しては日本が一番なのではないかと思った。

なぜなら、我々日本人、団体行動が幼いころから染みついている。
右向け右の文化である。
だから、手拍子求められたらみんな手拍子をする。
あまりにもその光景が気持ちよかったのだろう、
scriptのボーカルは3回客席まで走ってきた。
他にも、maccklemoreやイマドラもスタンドまで来た。
彼らの表情を見る限りほんとに気持ちよさそうだった。

昔アーティストが日本は最高だって言っても、
リップサービスと疑っていたが、そうでもないのかもしれない。

実際にscriptやイマドラは感無量の表情でお辞儀をし、
また絶対に戻ってくると行った。
とてもじゃないが、リップサービスに見えなかった。
zeddにしてもほんとに気持ちよさそうだったし、
彼はまだ2か月前に来日公演をそもそもしたばっかりだ。

一方で、
オージーのフェスへ参加したとき感じたのは、
観客がそれぞれ自分たちで盛り上がっているケースが多い。
ハンドクラップを求められたらする人もいるけど、
日本ほどじゃない。
女子は夢中で踊り、男子はダイブしたり、喧嘩みたいなノリで方ぶつけあったり。

統一感では日本に分がある。
どちらがいいかは人それぞれだけど、
アーティストからしたら、日本の反応の方が気持ちいいんじゃないかと感じる。

これがサマソニが大物を呼べる秘訣なのかねぇ