高橋歩

誰か一人尊敬している人を挙げろ、って聞かれるとなかなか選ぶ事は難しい。どんなに自分が素晴らしいと思っている人でもやはり会ってみないとわからない。そして今日俺が会ってみたい人の一人、自由人、高橋歩、彼のトークライヴに行った。高橋歩との出会いはたまたま本屋で見つけた彼の本、アドヴェンチャーライフ。よくわかんなかったけどあのカバーの写真に強く惹きつけられ、そしてこの人の自由な生き方、考え方に刺激を受けた。もう一つ忘れてならないのがLove&Free、旅好きの俺にはあの本はたまらない。あんまり本を読む人間でないが、Love&Freeが一番のお気に入りである事は確かだ。俺は会うまで彼をもの凄く熱いロックな人であるイメージを持っていたが、実際に会ってみるとそうではない。彼は自分がやると決めたら、どんな無謀な事でも必ず実行、そしてどん底に落ちては這い上がる。全てが順調に回りだし安定して刺激がなくなると、全てをリセットして新しい事を一からはじめる。そんな人生を繰り返した。でもこの人生にたどり着くまでは人と同じような不安を抱えていたし、並々ならぬ努力していた。ただ、どん底に落ちて這い上がるまでを彼は、うまくいくまでやる、そう言っていた。自分の思いつきで始めた事が最初からうまく行くはずがないし、どんな事でも続けていればいつか必ずうまく行く時が来る、だからその時が来るまで必ず続ける。それが彼の考え方らしい。だから人からすれば無謀な事でも最後は成功を手にしてきた。なんか、うまくいくまでやる。
この言葉がスゲェ響いた。やはり今日行ってよかったと思う。