アメリカ

ここ十日余り更新を怠ったので今回はちょっと大作です(要は長い)


てことで、ここ十日いろんな経験をしたのでまとめて生意気に俺が見たアメリカを書くとする。


まず、四泊五日で行ったニューオーリンズ、カーニバルの旅。
元々ニューオーリンズアメリカで一番行きたかった都市なので今回行けたのはホント幸運だった。

カーニバルは凄いです、盛り上がりっぷりが。
昼から夜中までずっと騒いでる、もうそこら中酔っ払いだね。

警察も一応いるにはいるんだけど、うるさくないので、カーニバルの間はちょっとした無法地帯になる。


元々アメリカで唯一路上で飲酒が認められているアメリカにおいて飲酒がゆるい州やし。
そんなわけで、ただ路上を歩くだけでいろいろ見た。酒、ドラッグ、ストリップ、良くも悪くもアメリカって感じよ。

よく言えば自由かな、ついでにパレードの後の路上に広がったゴミの山はダブリンで見たクーデターの後より凄い。

あれだけ見たらどっかの国の内紛と思うかもね。でも特にバイオレンスは見なかったな、今回。


何かこの文章やと良いイメージがないけど、絶対盛り上がれる楽しいカーニバルなので、機会があれば是非。




そして週末はペイントボールというシューティングゲーム?スポーツ?をした。
日本でシューティングアトラクションと言えば、祭りに見る射撃か室内のレーザーシューティングかな。


このペイントボールというのは全長三十センチ位のモデルガンみたいな銃に、
ペイントと呼ばれる、直径一センチ位の特殊な弾をいれて撃ち合うというスポーツ。


ペイントはプラスチックでできた弾で当たると割れて中に入った絵の具みたいな液体が当たった対象に飛び散る仕組み。
本物のみたいな銃を使う上、人同士撃ち合うという日本ではあり得ないスポーツだ。(ヨーロッパにもあるらしいが)


フィールドはテニスコート二面分くらいの所で、ビニールを膨らませて作った壁があり、
それに隠れて相手の基地に早くたどり着いた方が勝ち、十対十のチーム戦で途中打たれたらその人はアウト。


結構戦略的で面白いといえば確かに面白い、けどこのペイント遠距離なら何ともないが、近距離で撃たれるとかなり痛い。
しかも防具はマスクだけ、ヘルメットやプロテクターは一切無し。
実際一緒に行った友達はあざだらけになった。アメリカの銃社会でありバイオレンスの象徴と言えるかもしれない。


その上一試合で一人当たり少なくとも五十発、多い人なら百発は弾を撃つと思う。
一チーム一試合で何百もの弾を消費する、さっきのカーニバルのゴミ同様アメリカは浪費社会だ。
しかも今回はナショナルガードという、スポンサーがいたから全部タダ。
普通にやったらたぶん一人一回50ドルは超えると思う。


アメリカが世界を引っ張る内は絶対銃社会が消える事は無いな。


この二つを自由、もしくは娯楽ととるか、バイオレンスととるか、人次第やろうな。



でも両方に言えること、どっちも体験すると楽しいです、機会があれば是非。
だから俺は何とも言えない。



ついでにニューオーリンズの街並み雰囲気は素晴らしいです。
ブエノスアイレス、ペルーのプノに次いでお勧めしたい所です。
今回お目当ての生ジャズを見れんかったのでまた行こうと思う、機会があれば是非。