あの人歌声が、

今日はサマソニ
ALICIA KEYSが出演とあって張り切っていた。
でも、結局休みが手にはいらなかった。
チケット二回も予約したのに。

休みになったり、なくなったり一転二転。
結局出勤。
あぁーーーーーーー。
生でTELL YOU SOMETHING 聞きたかったぁぁぁーーーー。


話は変わり、実は今週から訳あって一般店舗で働いてます。
えぇ、早くも異動です。ははは、ふふふ。

感じるのは、海外て多くの人にとって憧れなんだなぁ思う。

実際に自分にとってもそうだったんだと思う。
振り返れば、高校頃、ずっとアメリカに行く事が目標であり、海外は憧れだった。
同時にいろんな面で遥かに遠い存在でただただ、夢見ていた。


大学に入って、親のすねをかじり、最低限の生活が保障された。
なので、バイトによるおこずかいは自由に使った。
学生のカテゴリーでもっとも、ゆるく毎日を過ごせ、時間がある日本の大学生。
かなりのこずかいを稼ぐ事は容易であった。

多大な時間とそれなりのお金。そして俺は世界を飛び回る。
そう、高校の頃あんな遠かった場所が、
少し頑張れば、ちょっと我慢すれば届く位置にあったのだ。
そしていつしか、旅をする術を身につけた。

術を手に入れたので、日程や予算、
いろんな状況で旅行する場所、手段を選び分ける事を覚えたのだ。

でも、社会に出て、あの頃近くにあった場所がだんだん遠く感じる。
多大な時間がないのだ。
どんなにがんばっても、遠くへ、海外へ行くには時間要る。

術を手に入れたので、アジアという存在は決して遠くはない。
でも、今の自分にとってまたアメリカは遠い存在になりつつある。
そして、南米やアフリカはもうテレビで見る世界に近づいている。

滅多にヨーロッパ行きのチケットを買うお客さんはいない。
でも、ヨーロッパ行きのパンフレットはよくなくなる。
なんとなく、ここにジレンマがある。

憧れ、たぶんその言葉がピッタリだと思う。
別にお金さえ払えば、現実なので行く事はできる。
でもその価値観と決断とそして時間。
それが現実的に遠い場所を精神的にも遠くにするんだな、って思う。


なんか今すごい新鮮な気分と懐かしい気分とわかる部分とあっておもしろい。